ぽぉちゃんアイドル街道

ウムぽの日常!使用されているイラストは全てウムさんに描いていただいものです、無断転載を禁止します。

ふたりで謎解きしました!

 

たまにはドラクエ以外のゲームもするよね!ということで今日はその記事を。そのうちマイクラのスクショもブログにまとめたいなぁ…。

ウムさんしか読んでいない想定なのでネタバレ満載。スクショとかはなくて文字ばっかりの記事です。

それではいってみよー!

 

前々からふたりでやってみたいね、と話していたのです。今回プレイしたのは

チックタック:ふたりのための物語

というゲーム。

コロナ禍で巣ごもりする人が増える中、おすすめのゲームということでTwitterでたくさんリツイートされているのを見て気になっていたゲームです。

同じゲームをプレイヤー1、2に別れることでそれぞれ異なる画面を進めていく、ちょっと変わったゲーム。オフラインなのでプラットフォームが違っても問題なく遊べます。ただし通話などによってお互いの情報をやり取りしないと謎が解けない仕様。ひとりじゃクリアできないゲームなんですね。

 

ウムさんはプレイヤー1、ぽぉがプレイヤー2となって遊びました。開始すると、さっそくわたしたちの画面が違うみたい!当然ながらぽぉからはウムさんの画面は見えないので、ウムさんから貰える情報を頼りにウムさん側の画面を想像します。

ぽぉの机にあるものは、今日の日付(プレイした日付。ウムぽは2021年1月9日土曜日)が表示されたデジタル時計。誰かからの手紙。ヒビの入った金色の懐中時計。それが送られてきたらしいダンボール箱に、新聞記事の切り抜き。

ウムさんの机もほぼ同様ですが、金色の懐中時計にヒビは入っておらず、新聞記事の切り抜き、手紙ともに内容がぽぉのと違うみたい。

こんなものがあるよ、こう書いてあるよ、と情報をすり合わせて、今じぶんたちが置かれている状況なんかを整理して話を進めていきます。

このゲームはぜんぶで3章からなっています。3ステージ構成ということですね。最初の謎を解いて、ウムぽが時計の中に吸い込まれたところからゲームが始まります…。

 

謎解きの内容は長すぎるので割愛!www

あと、もしかしたら内容忘れたかな?ってころにプレイヤーを逆にしてやってみたいかもしれないから……!!

 

ウムぽは考察勢なので、話の内容をまとめたブログにしようと思います。

このゲームの登場人物は4人で構成されています。プレイヤーふたり(ウムぽ)と、ウムぽに時計を送ってきたアマリー・ラブンという女、そして行方不明になっているらしいアマリーの妹のレアケ・ラブン。

ウムぽの机の上にあった金色の時計は、どうやらアマリーが作った、過去を体験できる?不思議な時計とのこと。それを妹が失踪した時期に設定し、妹を探してほしい。姉が会いたがっていると伝えてほしい。そう言われます。

時計の中に入ると、駅舎・アマリーの経営する時計屋・ラブン家・郵便局などの建物があり、調べることができます。ステージごとに建物は増えたり減ったりもします。建物の中に入ることができるので、そこでまた得られる情報を交換しあって謎を解いてステージをクリアしていくのがこのゲームの基本的な進め方。

 

最初のステージは、レアケ失踪より11年前の世界。

ここでアマリーが時計技師であることや、この村でたくさんの動物がいなくなっていること、妹レアケは白いカラスを可愛がっていることなんかが分かります。そして次のステージへ移るとき、とても不穏なアマリーの独白が…。

いなくなっちゃった動物たちは、アマリーによって何らかの実験に使われていた模様…。

アマリーの行動はどんどん過激さを増していきます。

 

次のステージは、レアケ失踪から5年ほど前かな。村で入手できる動物たちはあらかた実験に使ってしまったアマリーは、レアケが大切にしていた白いカラスまでも実験に使ってしまいます。それどころか、恐らくは人間でも実験を…。

アマリーは"他人から時間を盗みとる"研究をしているようです。他人から盗んだ時間分、アマリーの人生が長くなるという寸法。金色の懐中時計はふたつありましたよね。アマリーは自分の時計だけでなく、妹レアケのものも作っていました。理由は分からないけど、アマリーはとにかく妹を溺愛していて、他人の時間(=命)を奪い取ってでも妹と永遠の時を生きるための開発をしていたみたいです。トンデモサイコパスシスターだな。

 

最後のステージはその恐ろしい時計が完成したあとの世界。無理やりアマリーに時計を渡されたレアケでしたが、レアケの時計にはヒビが入っていました。これがイレギュラーの引き金となって、レアケは時計の中に吸い込まれてしまいます。これがゲームのいちばん始めの手紙に書いてあった、レアケの失踪のことなんでしょう。

 

最後の謎を解き、塔を登っていくウムぽ。

ウムさんの画面には、数字の書いたラベルの入った空っぽのビンがたくさん転がっています。ぽぉのほうも同様のものがありますが、ビンの中には青白い炎が灯っている…。そんな風景を見ながら登っていくと、最上階、ぽつんと空のビンが置かれています。ラベルには何も書いていない。それに触ると。

 

136分、ウムぽがこのゲームをプレイした分の時間がラベルに書かれ、青白い炎が灯りました。

そして同時に、136分のウムさんの時間がアマリーの人生に追加され、136分のぽぉの時間はレアケの人生に追加されたはずです。

 

ここでゲームは終わりです。

 

そもそもウムぽに届けられた金色の懐中時計こそが、他人の時間を奪い取る恐ろしい時計だったんですね。すでに完成したものだったんです。

レアケは他人を傷付けることを嫌う性格だったために、アマリーは時計を謎が解ければ外に出られるような仕組みにしておいたのです。吸い込んだ人の人生すべてじゃなくて、謎が解けて外に出られるまでの時間を吸い取る時計に仕様変更しておいたみたい。ビンに書かれていたあらゆる時間は、ウムぽよりも前にこの時計に吸い込まれた人たちが謎を解くのにかかった時間。ウムぽの場合は136分。

ビンの中に灯っていた青白い炎こそが、他人から盗んだ時間なんでしょう。ウムさんの画面のほうは、最後取られたウムさんの時間以外はビンが空っぽでした。ぽぉのほうは時間が入ったまま。

 

レアケは2021年現在も、この世界のどこかを生きているということだと思います。デンマークあたりからウムぽに荷物(ヤバ時計)送ってきてるもの。他人から奪った時間を消費しながら、今も生きているんですね。

一方のレアケは時間を消費していないことは分かりますが、今のレアケの状態を知るための情報はありません。プレイヤーの推察になりますね。もしかしたら死んでいるのかもしれないし、姉を嫌って姿を見せないだけなのかも。アマリーは妹を溺愛する割に、レアケのことを真に思い遣る描写はひとつもありませんでした。かなり一方通行な関係ですよね。そんな姉なんだから、生きていたってレアケが会いたがるわけがない。無理やり押し付けられた他人の時間も使わずにいるんだと思います。レアケの時計に吸い込まれたぽぉはレアケの時計から無事に出てきているので、生きているのならレアケも出られるはずなんです。だけど、時計の外に出るということは、アマリーが盗んだ他人の時間を使うということだから……。

レアケは今も時計の中にいるんじゃないのかな、と思えてならないのでした……。

 

 

いやあ、楽しいゲームでしたね……!!

お互いちょっとずつ情報交換していくと、謎の人物だったアマリーのサイコパスっぷりが徐々に明らかになっていって、プレイしていた時間を盗まれちゃった!というオチも完璧…!没入感がはんぱない。

一回しか遊べないのが残念すぎますが、その一回をウムさんと遊べてよかった…!リアル脱出ゲームしてるみたいな感じでしたね。謎が解けると気持ちいい〜✨

また同じようなゲームがリリースされないかな?めちゃくちゃ面白かったので、ぜひシリーズ化してほしいな!と思うゲームでしたっ!!

 

ウムさん、付き合ってくれてありがと〜!!