アストルティアのオガ男たちよ、脱ぐな

書くね！とウムさんには言ったものの、実際に書くとなるとかなりヤバイ匂いのするタイトルなんである。

ウムさんしか読まんだろうと思いつつも、主語がデカいと怒られる世の中なのではじめに記しておく。これはあくまでもアストルティアに生息しているちっぽけな一匹のプクリポの性癖の話であり、決してオガ男さんたちに脱がないことを強制するものではない。ただ単に、ぽぉは脱がないオガ男が好きなの♡という、それだけのことである。

オガ男。アストルティアにたった4%しかいないという希少種。筋骨隆々という表現がこれほどぴったり当てはまる種族も他にはいまい。全体的な身体の厚み、腕の太さ、きゅっと引き締まった腰にパツパツの太もも。最高なのである。

そう、ぽぉは筋肉質な男性が大好きなのであった。好きな漫画はジョジョの奇妙な冒険。その中でもDIO様が好きだ。DIO様の肉体を賛美しながら青春を過ごした。そして負けず劣らずオガ男もとっても素敵な身体をしている。

素敵な身体をしてるんだったら脱げばいいじゃん！って思うかもしれない。でもそうじゃあない。そういう話をしようと思う。

そもそもなぜこんな記事を書くに至ったか。普段書いている、ウムぽダイアリーとは全く関係のない、性癖ぶちまけ記事だ。たぶん、オガ男好きな方の八割くらいは分かってくれると思うのだが、オガ男好きさんの中でも露出の高いオガ男さんのドレスアップが好き！という人は多い。アンケート取ったわけじゃないので体感の話で申し訳ないんだけど、たぶんそう。そして肉体美を惜しげもなく晒すようなドレスアップをするオガ男さんもまた多い。それが悪いと言っているわけではない。それもまた素敵な装いだ。だけど、だけどやっぱりわたしは……。

脱がないオガ男さんが好き……。

プレゼントを例にあげて考えてみてほしい。贈り物をするとき、ラッピングするだろう。そういうことなのだ。リボンを解いて、キラキラした包装紙を破かないように慎重に捲り、そうすると箱に入ったプレゼントが出てくる。ラッピング無しでぽん、と手渡されたってそりゃ嬉しいけど、ラッピングしてあったらもっと嬉しいしわくわくする。そういうことなのだ。

もっと自分の性癖に寄り添って書くならば、より近い表現は食前酒だ。食欲を増進させ、会話を弾ませる、その名の通り食事前に飲む酒のことを言う。

つまり、オガ男さんの裸体をメインディッシュに位置付けているわけである。メインディッシュがいきなり出てくるのもいいけれど、食前酒があればもっと食事が楽しくなる。

コルク色のコートが食前酒。同色のネクタイはさしずめ前菜といったところ。ネクタイを解いて、シャツのボタンを外す、これはスープ。次はブーツを脱がせよう。素敵な魚料理だ。そうして現れる裸体こそがメインディッシュの肉料理というわけだ。いただきます！

要するに、そういう面倒くさい手順を踏んで、オガ男さんを裸体にしたいのである。面倒くさいことをしている間に、興奮はより一層高まるというものだ。

露出していればしているほどセクシー。そういう考えももちろんあるだろう。わたしの場合はその逆で、着込んでいればいるほどセクシャルに感じる。

再三言うが、オガ男さんの肉体美がこれ以上ないほど素敵であることはよくよく理解している。身体の美しさを全面に押し出したドレスアップも良いものである。

だけどアストルティアが露出しがちなオガ男さんばかりになってしまうと、やっぱりわたしはちょっと寂しい。一部の隙も見せないほどに着込んだオガ男さんが増えることを願いつつ、すべての性癖を表側攻撃表示にしてオレのターンは終了だぜ……！